【女性のライブ配信調査】興味があるのに半数近くが未経験──最多の理由は「身バレ不安」、「顔出しなし」なら6割が前向きに

趣味や日常を気軽に発信・共有できる手段として、ライブ配信を楽しむ人が増えています。身近なコンテンツとして親しまれる一方で、自分もやってみたいという関心はどのくらい広がっているのでしょうか。
そこで、株式会社マシェバラトークが運営するオウンドメディア『トークライバー』( https://machetalk.jp/liver/blog/ )は、女性のライブ配信に対する関心や始めるにあたってのハードルを明らかにするため、全国のライブ配信に興味はあるが経験がない20代~40代の女性300名(事前調査8,000名から抽出)を対象に調査を実施しました。
今回の調査で明らかになった、主なポイントは以下のとおりです。
- ライブ配信に興味を持っても、44.7%が実際に「行った経験はない」
- 配信を始めない理由は「身バレ不安」が26.3%で最多、年代が上がるほどプライバシーに慎重な傾向
- 「顔出しなし」の配信なら、未経験者の60.3%が配信に前向きな姿勢
※調査方法や対象者などの詳細については、後述の「調査の実施概要」をご覧ください。
主な調査結果
1.ライブ配信に興味を持っても、44.7%が実際に「行った経験はない」
はじめに、事前調査として20~40代の女性を対象に、ライブ配信(アバターや声のみを含む)を行うことへの興味と経験について質問を行いました。

「わからない」を除く回答者のうち、ライブ配信を行った経験がある、あるいは興味を持っている「経験・関心層」は23.5%となりました。約4人に1人が、ライブ配信に対して何らかの接点や関心を持っていることがわかります。
また、この経験・関心層の内訳を見ると、「現在、行っている」が32.7%、「過去に行ったことがある」が22.6%、「行った経験はないが、興味はある」が44.7%となっています。未経験者が半数近くに上っており、ライブ配信に興味を持ったとしても、実際には始められていない女性が多いことがうかがえます。
2.未経験者が配信を始めていない理由、最多は「身バレや顔バレが怖いから」で26.3%
ここからは、事前調査で「行った経験はないが、興味はある」と回答した女性を対象に行なった本調査の結果を紹介します。まずは、実際にライブ配信を始めていない理由について質問しました。

最多は「身バレや顔バレが怖いから」の26.3%となりました。これに「批判やアンチコメントが怖いから」が19.3%、「機材の準備や設定が難しそうだから」と「自分の容姿や声に自信がないから」がそれぞれ18.0%で続いています。
身バレや顔バレを心配する声がもっとも多く、自分のプライバシーが守られるかを気にする女性が多い様子がうかがえます。批判や自分の容姿に対する心配も含め、周囲の目が気になって安心して取り組めないことが、興味はあっても配信に踏み切れない大きなハードルになっているようです。
3.40代の76.5%が身バレや顔バレに不安、年代が上がるほど高まる傾向
こうしたプライバシーへの懸念は、年代によって違いがあるのでしょうか。引き続き、ライブ配信に興味はあるものの配信経験がない女性を対象に、身バレや顔バレに対してどの程度不安を感じるか質問しました。

不安を「感じる(「非常に感じる」「やや感じる」の合計)」と回答した割合を見ると、20代で59.7%、30代で74.4%、40代で76.5%となりました。いずれの年代でも半数を超えていますが、特に30代以降では7割以上に達しています。
さらに内訳を見ると、「非常に感じる」と答えた割合は、20代が24.1%、30代が40.0%、40代が48.0%となりました。特に40代では約半数に達しており、年齢が上がるにつれてプライバシーの管理に対してより慎重な姿勢をとる傾向が読み取れます。
4.配信を知られたくない相手、最多は「職場や学校の人」で40.3%
次に、身バレや顔バレを警戒する対象について見ていきます。引き続き、ライブ配信に興味はあるものの配信経験がない女性を対象に、配信していることを知られたくない相手について質問しました。

最多は「職場や学校の人(同僚・上司・同級生など)」で40.3%となりました。次いで「プライベートの友人・知人」が35.0%、「昔の友人・知人(学生時代の同級生、以前の職場の同僚など)」が29.0%と続いています。
上位には、職場や学校、友人といったリアルな生活圏で関わる相手が並びました。一方で、「ネット上の知人・フォロワー」は7.7%にとどまっており、ネット上でのつながりよりも現実の人間関係に影響が出ることを心配して、身バレを警戒しているといえそうです。
5.「顔出しなし」の配信なら60.3%が「やってみたい」と回答
最後に、ライブ配信に興味はあるものの配信経験がない女性を対象に、「顔出しなし(音声のみやアバターなど)」で身バレのリスクを抑えて配信できるとしたらやってみたいと思うか質問しました。

結果は、「ぜひやってみたい」が15.0%、「少しやってみたい」が45.3%となりました。これらを合わせて、60.3%が「顔出しなし」であれば配信をやってみたいと回答しています。一方、「あまりやりたくない」は28.0%、「全くやりたくない」は11.7%にとどまりました。
「顔出しなし」という身バレのリスクを抑えた条件であれば、未経験であっても過半数が配信に前向きな姿勢を示しています。音声やアバターなど配信形式の選択肢が広がることで、ライブ配信に興味を持つ女性が最初の一歩を踏み出しやすくなると考えられます。
まとめ:自分に合ったスタイルで、楽しく安全なライブ配信を
今回の調査からは、ライブ配信に興味を持ちながらも、身バレへの不安からなかなか行動に移せない女性たちの姿が見えてきました。一方で、顔出しをしない形式など、プライバシーが守られるのであればやってみたいという前向きな声も多く集まっています。
誰もが安心して一歩を踏み出すためには、無理のない自分に合った配信スタイルを見つけることが大切です。必要な知識や手順に迷わずたどり着けるわかりやすいヒントを届けていくことが、一人ひとりの「楽しく安全なライブ配信」を支える確かなサポートになると考えています。
調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(アイブリッジ株式会社「Freeasy」)
対象エリア:日本全国
調査期間 :
【事前調査】2026年10月5日~10月6日
【本調査】2026年10月15日~10月16日
対象者および有効回答数:
【事前調査】20歳~49歳の女性 8,000名
【本調査】ライブ配信に興味はあるが経験がない20歳~49歳の女性 300名
※事前調査は人口構成比に合わせて割付を実施。本調査では、事前調査における該当条件の出現率に基づいて、割付を行っています。
※本調査結果の割合(%)は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
設問内容
- ご自身で「ライブ配信(アバター、声のみなども含む)」を行うことへの興味と経験について、もっともあてはまるものをお選びください。(事前調査)
- ライブ配信に興味があるものの、実際に始めていない理由は何ですか?あてはまるものを最大3つまでお選びください。
- もしあなたがライブ配信を行うとしたら、「身バレや顔バレ」に対してどの程度不安を感じますか?
- もしご自身がライブ配信をする場合、配信していることを知られたくない相手は誰ですか?あてはまるものを最大3つまでお選びください。
- もし「顔出しなし(音声のみやアバターなど)」で、身バレのリスクを抑えて配信できるとしたら、ライブ配信をやってみたいと思いますか?



